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筏blog

気をつける。

Neon Bunnyへの愛を語らせてくれ2(初来日ライブに行きました)

日記

19:00ゲストライブスタート。

 

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1番手はCUUSHEという女性ボーカル&ギター、男性DJの2人組。

耳をつんざく様な爆音ではないのに腹の底を揺さぶる低音に驚かされます。

花火みたい。

インダストリアルなノイズを含む無機質なトラックに、対象的な儚く可憐な歌声が重なります。

スイーツで言ったら塩キャラメル。(何言ってんだ)

印象的なのは演奏のバックに投影されていた映像作品のクオリティの高さ。

手塚治虫のアニメのような柔らかく可愛らしさのある絵柄でグロテスクなストーリーの作品がありました。

カフカの「変身」DyEの"Fantasy"やAKIRAの鉄雄を彷彿とさせます。

最後の幾何学模様でトロンみたいな感じのもよかったです。

アブストラクトな感じのビートで、グルーヴィーではなかったかな。

彼女達のプレイをNeon Bunnyは僕の真横で体を揺らしながら聴いていました!

ほんとに真横!体の芯芯600ミリの近さです!

ファーーーーーーーーーーーー!!!!!!

この状況は嬉しいというか戸惑いました。

緊張してその時の曲あんまり覚えていません(笑)

 

2番手はSubmerseのDJ MIX.

初めはゆっくりめで綺麗な感じのDUBから徐々にテンションを上げていきます。

変わった音を使っていましたが根底にあるビートやサンプリングからこの人のルーツはHIP HOPだなと思っていたらラップも入ってきました。

これはプレイを観るよりは踊った方がいいやつだぜ!

かっこいい〜上でCD売ってたら買おう!と思いましたが後にそこまで気を回す余裕を失うことになります。

今回友人に付き合ってもらっているので、ここでちょっと気を遣って上でドリンクを飲むことにしました。

久しぶりに会っていい音楽を聴きながら飲んで会話するっていいね。

クランベリージュースだけど。 

今思えば幸せの部品がたくさんある瞬間だった。

 

Submerseの演奏が止まり上にまばらにいた人たちも動き出しました。

ついにこの時が来たのだ。

僕らも階段を降りてステージに歩み寄ります。

見上げるとさっき会話したり隣で踊っていた人がDJブースに立っている。

ああ、本物なんだ。

どうやらNeon Bunnyは日本語が少し分かる様です。 

用意していた感じではなくその場で言葉を選んで話していました。

短い挨拶の後に機材に手を伸ばします。

最新アルバム"Stay Gold"がほぼ収録順に進められていましたがアレンジや音響設備の効果も加わって違う曲のように聴こえます。

でも音量はもっと大きくても良かったな。

打たれても痛みを感じないのが音楽のいいところだ! *1

こんなに素晴らしい音楽をこの人は生み出し、今奏でている。

この音に包まれていると体中に甘美な痺れが広がります。

 

前半はゆったりした曲が続きますが中盤に"It's You"がかかるとそのバウンシーなビートに誘われオーディエンスは体内に充填されたエネルギーを解放していきます。

Neon Bunnyも飛び跳ねています。 

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英語で「次が最後の曲になります」と話すネオンバニー。

アルバムが元々短いというのもあるのですが、それ以上に時間の感覚が狂ってしまい一瞬の出来事に感じられました。

すると二言目は「1人で来たので寂しいです」となんと日本語で話したのです。

(めっちゃかわいい・・・)とその場の誰もが思ったはず。

そして"Stay Gold"から予定の曲を終えても誰もその場を動きだすことはなく、アンコールは2nd"Happy Ending "から。

家で聴いていると昔のテクノ・ディスコ曲っぽいなーくらいに思っていたのに何てフロア映えする曲だったんだ!!

ネオンバニーの歌声も熱を帯びてCDとは全然違ったバイブレーションを伝えます。

そしてライブ終了。

ネオンバニーが機材を片付けるのを見ながら、本当に終わったんだということを自分にも言い聞かせて階段を上がります。

でもすぐには帰らずバースペースの椅子に座っていました。

それは余韻に浸るというよりも未練だったと思います。

2枚目のTシャツはその時買いました。

そうやってしばらくその空間に身を置いていると、ネオンバニーも上にやってきました。

そしてファンが差し出したCDにサインをしています。

気の利いたスタッフが"Stay Gold"のタイトルに合わせて用意したのであろうと思われる金色のペンを使っていました。

幾人かのCDにサインを終えた後に僕と友人も歩み寄って再び声をかけます。

僕「またTシャツを買いました。それで・・・」と英語に詰まると友達が「この服の背中にサインしてください」と韓国語で補足してくれました。

ネオンバニーは快くその日僕が着ていたブルゾンの背中にサインしてくれました。

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わー!これはもう宝物だ!すごく自慢したい!

終わってから何日もずっとあの夜の出来事を考えていました。

Neon Bunnyの音楽や全てに対する愛着に完全に囚われていました。 

まるで映画「ザ・ファン」のデニーロのように狂気じみて感じられます。

 

実は僕は今まで大好きなミュージシャンのライブ(コンサート)に行ったことがありませんでした。

高校生の時グリーンデイのライブが台風で中止になったんだぜ・・・。

沖縄のつらいところだ。

でも今回体験したことで、人々がライブに何度も行きたくなる理由がわかったような気がします。

ライブとは生きている感覚そのものなのですね。

自分がこんな風に熱狂するなんて意外です。

自分の想像を超える感情のうねりに驚きながらも、それも自分に備わっている一面なのだと受け入れ表現できるようになることは成長なのかもしれません。

 

そしてもう一つが「記憶が失われていく」ということです。

こうして書いているうちにもあんなに熱狂した記憶の輪郭はだんだんと崩れていき、幾らかのかけらをまとった核が残されるばかりです。

他の人には説明しても、SNSにアップされている動画を見せても、その時の感覚を共有することはできないのは当然ですが自分でも全てを思い出すことはできないのです。

そうなるともはやリアルな夢と同じかもしれません。

始まりの感覚をまた味わいたくて人々はライブに何度も行くのではないでしょうか。 

その場所に訪れたなら再び感動や熱狂を味わうことができるでしょう。

だけどいつかの感覚を振り返りながら。

 

 

ってことで以上感想でした。

まあ次行くと全然違うことを感じるかもしれません。

夏にまたアルバムをリリースする予定らしいのでまた来るといいな。

次にあげるプレゼントもう決めてるもんねー(笑)

興味ある方は次回ご一緒しましょう!

 

 

bakazee.hatenablog.com

 

*1:"Trench Town Rock" 

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